Saku†Channel Dearな手記

イマジナリィな私たちのリアル。

私のような解離を起こした知人の話 from.Ray

こんばんは、Rayです。

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何となくセンチメンタルになる夜ってありますよね。

そんな時は、お酒を飲みながら何か創作したりもの思いにふけたりするのがいいのかもしれません。

 

 

今回は、ふと書きたくなったので、私のような形で解離を起こした知人の話でもしようかと思います。

 

 

 

知人について

 

私とYamiと彼

彼は、私が壊れかけていた頃に私の高校に入学してきました。

音ゲーを通じて仲良くなり、一緒に遊んでいた時期もあったのです。

また彼は、長年いじめられて来たこともあり私以外にも

仲良くしてくれる人がたくさんできたようで嬉しかったみたいです。

 

……そんな中、私が無理を重ねた末に壊れYamiへ。

 

【なぜか新年】大切な妹の消失【祝えない】 - Saku†Channel Dearな手記

 

私が確かに眠った感覚を覚えるYami。「私=Ray」じゃないと嘆くも理解されない中、親身になってくれていたのも彼でした。

 

Yamiが落ち着いてからも彼は構ってくれ、二人の関係内外・お互いにとっていい高校生活が過ごせていたのです。

 

……その時まではね。

 

その後荒れ始める環境

私、いやYamiが卒業してから高校の環境は悪くなっていきました。

 

  • 彼の同学年だった男子がやりたい放題し始め、彼が仲良くしていた女子を横領。
  • トイレでイチャイチャする者がいるが為に扉が外される。
  • 彼に対するいじめ、ハブり行為。
  • 先生までもが差別。

 

  • やりたい放題する者たちによる独裁政治。
  • 生徒間の関係悪化により文化祭の花形イベントが中止
  • 30年度に入ってからに至ってはストッパー役の先生が消える。

→結果、学校全体で病む人が増える始末に。

 

そんな悪環境に彼が耐えられるはずもなく、彼の心身や持病は悪化していきました。

 

更に彼は体調が悪化してるというのに、某チェーン店の夜帯でアルバイトを始めました。

しかし、そこの夜帯もまた荒れており彼は使いっ走り状態。おまけに人手不足からくる激務。

 

体調は明らかに悪化していく中でしたが、バイト先の人に何かとよくしてもらえた事、

彼にとってお金を稼げる事が嬉しかったのか

(本来なら休んでもいいだろう)今でも結構シフトを入れて頑張っていますね。

(ブラックバイトうんぬんは置いといて……)

 

そんな感じでYamiは恩があり愚痴に付き合っていたのですが、

悪化する彼の闇をだんだんと聞いていられなくなったようでLINEをブロックすることになりましたね……(・ω・`)

 

壊れていた「彼」と代わりの「彼女」

つい先日、やみのツイッターアカウント(現在は私が管理)に

私の描いた絵に対して、「これ僕に似てるの気のせい?」とDMが来ました。

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※私としろくんです

 

「違うよ」と返したら、

 

「良かった……生きてて……」との返信が。

 

その後用件をたずねると、

「彼は死んだ」との訃報。

私はさすがに動揺しました。

 

彼のアカウントを動かしているのは、友達だというのです。

なりすましでないことを確認。事情を聞き

LINE通話を交渉したら

その友達は承諾。

 

QRを送って登録、メッセージを送ってもらうのですが……

 

 

全く反映されない。  

 

 

試しに彼のLINEのブロックを解除……。そしたら、きちんとメッセージが反映されていました。

この時はまだ、LINEも引き継いだ程度にしか思っていなかったです。

 

そこから私は、LINE通話をかけました。

すると、そこにいたのは……

 

 

 

 

 

 

 

 

「彼」だったのです……

 

 

 

 

 

 

なりすましで即ブロしてやろうかと思いましたねw

 

 

 

 

私はすぐにどういうことかたずねてみました。

すると、彼はいつもとは違う様子で、

 

「マジで記憶がない」と。

 

なので私が知っている『彼』について話すと、

 

「『彼』と一緒にするな」

「あいつは死んで、俺が代わりに生きている」

 

と口調を荒げたのです。

どういうことかを問い、少し話を聞いた私は、すぐに状況を理解。

 

どうやら彼も、私《たち》みたいに《彼じゃない》彼を創り

『代わりの彼』『彼』に引き継いで過ごしていたとのこと。

(〈例〉私『Ray』が苦痛の中で、心にもう一人の自分・Yamiを創り出す。

『Ray』が壊れ、Yamiが代わりに表に出てくる。

Yami『Ray』の一部を継ぐも、自認は別物なので

そこでお互い違和感を感じる。)

 

しかも『代わりの彼』は、以前から『彼』に何らかのアプローチを送っていたらしいです。

 

そして『代わりの彼』は、

「あいつ(『彼』)が迷惑かけた人に謝りにきた」

と、私に謝罪してきました。

 

私(&Yami)と彼の間にも少しトラブルが起こったことがありまして。

どういう事かは伏せておきますが、私とYamiにトラウマを植え付けたので、

「こんなことがあったから、それはすぐには許せない」と素直に返しました。

 

『代わりの彼』は事情を聞いて

「本当にごめんなさい。しかし、あいつ(本来の彼)許せない……」

と激怒していました。憎悪さえ抱いていたようです。

 

その後『代わりの彼』は現況のこと、バイトのことなどを話してくれました。

その中で印象的だったのが、

 

「アタシ、最近口調とかで女の子っぽいと言われているの。正直女の子の格好もしたい。TikTokerみたいに可愛くなりたい」

 

と、いう事です。

これを話す時には荒々しかった口調も嘘のように、乙女(オネエ?)チックになっていました。

 

どうやら男といる時は最初の荒々しい口調に、

女の子や心許せる人といる時は乙女チックな感じになるようです。

 

それからまた話を聞いていると、

 

「でも服とかメイクとかどうしていいのか分からない。それに一人で行くのは恥ずかしいの」

 

と、『代わりの彼』は言いました。

 

「分かった。私が教えてあげる。暇だし←」

 

……そんな感じで、今度一緒に服やコスメを選びに行く約束を交わしました。

 

 

まだ『代わりの彼』の名前やアイデンティティははっきりしてません。

でも、『以前の彼』とは違うだろう。似たような経験をした先輩として、伝えられることがあったら。

お友達の範疇で『彼女』として付きあえたらいいのかな、と今の私は思っています。