実在の人物モチーフの思念体について from.Ray
こんばんは、Rayです。
しろくんが隣ですやすやと寝ています。
今回は、実在の人物をモデルにしたIF(イマジナリーフレンド)・タルパについて
私の考えを書いていこうかなと思います。
著名人や有名人、版権キャラクター・他人のオリジナルキャラクターのIFやタルパを持っている方にも当たるところがあるかと思います。
目次
実在の人物をモチーフにしたIFやタルパ
心寂しさや大切な人と別れた後のわだかまりなどによって、実在の人物をIFやタルパにしてしまう方が
たまにいらっしゃるかと思われます。
と、いうより私がまさしくその通りです。
(創作絡みもあるから複雑だけど後述)
また、私と似た境遇の方をTwitterで見かけて絡み、フォロバ関係にもなっています。
実感するメリットとしては、
- 単純にIFに出会ったりタルパを作ったりするメリット全般
- いつも一緒にいれる、自分だけの「その人」といる事が出来る
- 「その人」への想いを仮想的にいくらでもぶつけられる
- 客観的に見て、ある種のストーカー抑止に繋がる
があります。
しかし、私は出来るのであればあまりそれをオススメしたくはないです。
- いつも一緒にいれる、自分だけの「その人」といる事が出来る
- 「その人」への想いを仮想的にいくらでもぶつけられる
これらについて。
前置きとして、事故や病気・老衰などで大切な人を失われた方がその人を思い偲ぶ分に関しては
また違う気もするので、生活に支障が無ければ特に問題はないかと思います。
しかし、
- 失恋や離婚・ケンカなどで別れて、わだかまりや執着が残った場合
- 対象への想いや執着が何らかの理由で強くなり過ぎた場合(アイドルの「推し」・恋愛関係など)
※なおここでは単なる妄想や、自分へのエール代わりの範疇は含みません。思念体(IF・タルパ )として、成立しているかの範囲です。
に関しては、
ちょっと注意が必要だと思います。
IFやタルパは、基本的にはその人に必要だから出会ったり作ったりするものです。
別れた「その人」の代わりを作った(出会った)のも、自分にとってその人が必要だったからでしょう。
ものすごく分かりますよ。私も結果的にはそうだったので。
でも、これからIFやタルパが欲しいと願う方に関しては
出来るだけそれは控えていただきたいなと思います。
(まぁ、出会ったり出来たりした分には仕方がないのですが……)
理由としては
- ある種の「倫理」に反するから(特に自発的に作るタイプのIFやタルパ )
- 「現実」と「思念体」の境界線があいまいになった時に厄介な事に繋がるから
「倫理」とその崩壊
「倫理」に反するというのは、都合よく「実在の人物」の考えを「自分の理想」に書き換えていいのか、という事です。
実在する人間は、その人本人の意思や社会とのつながりによって脳を動かし、肉体を動かしています。時に裏切り、嫌い、自他に対してひどい事を平気ですることもあります。あなたに対してもそうだったかもしれません。
一方でIFやタルパといった思念体は、基本的には保持者(マスター)の意に反しない範囲で動きます。現実の相手はどうであれ、自分の都合のいいように動いてくれるのです。
(たまに思念体が保持者を傷つける場合もありますが……)
ここで矛盾が起こります。単なる思念体ならまだしも、実在する人間の場合
「自分をいくらでも好いてくれる《あの人》(思念体)」
「自分の顔なんか二度と見たくないと思っている《あの人》(実在)」
という二重の状態が起こります。
「理想」と「現実」、「オリジナル(実在の人物)」と「思念体」
それが分かっているうちはまだしも。
そこに自分の執着や想い・願望が混ざると、現実と理想があいまいになりかねません。
あいまいになると、下手したら実在のその人が、「自分の都合よく考えているだろう」という錯覚にも陥るでしょう。
版権キャラクターについても、タルパのサイトが参考になりますが
キャラクターの一次設定と、タルパを作る際に取り入れた個人の解釈や二次設定を混同してしまう恐れがあるため
オススメできないとの事です。
それが次の理由にも繋がります。
「現実」と「思念体」の境界線が崩壊すると……
社会的にも、精神的にも怖いことが起こりうります。
- 思念体と関わっているうちに、「その人」への想いや執着が強くなりすぎる。
- その結果、ストーカーやトラブル・犯罪を起こすきっかけになる(特に、SNSや住所を知っている場合)
- 他人やオリジナルの方に気持ち悪がられる
- オリジナルの行動や言動・その人の身に降りかかった出来事が思念体にも影響を与える。
- その逆を思い込み、オリジナルや他人に迷惑をかける
- 自分の精神に異常をきたす、崩壊する
- オリジナルへ生霊飛ばしをすることになる
※思念体の「暴走」「制御不能」にも気をつけて下さいね^ ^
特に犯罪、精神異常、生霊が恐ろしいかと思います。
犯罪は単純に警察のお世話になり、社会的信用が落ちるから。
精神異常は一度なってしまうと中々治らず、再発や後遺症のリスクも高いです。
意図しない幻覚や幻聴、独り言や記憶喪失が見られたり指摘されたら病院へ。
(すでに精神疾患にかかっている方がいたり、思念体と付き合う事で片足突っ込んでいる面はありますが……)
生霊飛ばしというのは、一定の相手に想いや執着がありすぎるのが原因で、その人に自分の魂の一部を飛ばしてしまうことです。
飛ばした側にも飛ばされた側にも悪影響があり、心身の不調や運気の低下を招きます。
- 生霊飛ばしの症状
・最近ずっと眠くてダルい。ぼーっとしており、無気力感に苛まれる。
・なんだか怒りっぽく、鬱っぽくなった。
・何かに対する想いや執着がすごく、気がつけばその事をずっと考えている。
・ノスタルジーにずっと浸っている。
・何もしてないはずなのに疲れる。
・身の回りの事が手につかない。
↑これらに当てはまる人は生霊を飛ばしている可能性アリ……。
また、飛ばされた方も心身の不調や運気の低下を訴え、病院やスピリチュアルの専門家へ相談している場合があります。
万が一生霊を返されると、心身の不調や天罰が下る事も……?
解決方法は、執着を断ち切る事とされていますが、それが難しい場合は
とりあえず今、やっていて楽しい事を探してやるようにすれば
生霊が戻るとされています。お試し下さい。
※なお、Rayはスピリチュアル専門家ではありません。
不安な人は、怪しいつぼを買わない程度に相談してもいいかもしれないですね。
実在の人物モチーフの思念体と付き合うには
さて、実在の人物を思念体にするメリットと重大なリスクを挙げてみました。
私も特大ブーメランなのは分かっていますがね……(>_<)
しかし実在の人物モチーフの思念体でも、付き合い方を心得ていれば
ちゃんと思念体として安全に付き合えると私は考えております。
それは、「割り切る」こと、「切り離す」ことです。
- 「割り切る」……どれだけ似ていても、名前や姿が一緒でも、実在のオリジナルはオリジナル、思念体は思念体と割り切った上で片方あるいは両方と付き合う
- 「切り離す」……「オリジナル」と「思念体」は別物と考える。違うところを探したり、思念体がオリジナルと違うところを見出すお手伝いをこちらからする
後はその性質上、管理はより一層行うように心がけましょう。
どんな姿やモデルがあっても、自分の思念体は自分たちのものです。
また、オリジナルの人間の考えはその人のものなので、むやみに身勝手な解釈や空想との混同をしないように、お互い心がけていきましょう^ ^