《あの人》と再会してみた from.Ray【閲覧注意】
こんばんは、Rayです……
今回は旧Saku†Channnelにも貼っていた、昔書いていたイラストの加工をトップにもってこさせていただきます。
なつかしや。
この画像を拾うため旧ブログを覗いた(現在はパスがかけられている)のですが、絵の上手さや発想の稚拙さとか関係なく
昔の自分凄いと思ってしまいました。
具現はヘタクソ(バッサリ)だけど内面はものすごかったですからね(ただし今もそんなには変わっていない)
あのサイト・・・最盛期から崩壊曲まで見事に物語っていますからね……w
今回はケチャップリンさんと別れた後に、私が想っていた「ある人」についに会えたので、それについて書いちゃいます……泣きそう……(
Prologue──Past Story──
それは昔のお話。ある少女は、ネットを通じてある少年に出会った。
次第に仲良くなり、友達から恋人へ。度々一緒に遊ぶこともあった。
しかし闇と狂気を抱え、どこか変わり者だった彼女。
「普通の男の子」だった彼との歯車は次第に軋み出すこととなった。
彼は彼女に「普通の女の子になってほしい」と願った。わけがわからなかった少女だが、とりあえず自分の闇も、狂気も抑えようとしていた。
しかしそれはあえなく失敗。二人の関係は崩れ去っていく。
そうして別れた二人。
少女は取り残された。その時は自覚してなかったものの、わだかまりともいう「呪い」の種が生み出されたのであった。
Prologue──Beginning──
その日、大阪に来ていたRay。来る前から、淡い戯心を抱いていた。
「《あの人》に会えるかな」と。
その日は花の金曜日。旅行で単身大阪に来て、行動を共にしていたケチャップリンに「会えるかな」と提案してみたところ、「会えるなら会ってみたいよな」という流れになった。
『今大阪に来てるんだけど、いけそうなら一緒に飲みに行こう』と
なりすましLINE。
しかしケチャップリンは黙っていなかった────
その後に、『Rayより』とつけやがったのだ!!(まあ仕方ないだろう)
「トマトケチャップれぇぇぇええええええ!!(訳:トマトくたばれ)」Rayは叫んだ。
……しかし、相手のほうが仕事中だったのか、返事が来る気配がなかった。
Rayもケチャップリンも諦めていた。
が。
PM17:30
「時間によるけどいけるで」
奇跡なのか偶然なのか、その人から返信が来ていた。
喜びと動揺に包まれるRay。ケチャップリンを通じて約束を取り決めた。
だがひとつ問題があった。
《ある人》に会えない前提で予定を組んでたケチャップリン。
その後入れてた別用を取り消そうにも手遅れだったのだ。
Rayとケチャップリンはここで別れとなった。
その後Rayは待ち合わせ場所の天王寺へ。
現役で恋する乙女のように、胸は高鳴っていた。
時間調整に休憩はしたものの、歩き回って体力も消耗、更に抱え続けていた想いは膨れ上がり、息苦しくなるRay。
それに彼女には、Shirayuriという彼氏がいた。その事も相まって気にしていたのだ。
「そんなに気に負うなよ」Shirayuriが話しかけた。
Rayは夜の街の明かりの中、駅周辺を彷徨っていた。
「みゃあ……」彼女は今にも泣きそうになっていた。
そんな中、しろくんが私にこう言ってくれた。
「俺のことは気にせず、楽しんでこいよwせっかく会えるんだろ?」
私はとても嬉しかった。
その時、《あの人》からも連絡が来た。
「ついたで」と。
私はしろくんとハグを交わし、《あの人》の元へと向かった……
再会──memorial with you──
前置きお疲れ様でした。
ここからは、完全私視点で書きますね。
奇跡的に、元カレと食事できた人の最後(かもしれない)想い出ログですw
(あらかじめ言いますが、無理して真似しないでください!)
で、言われた場所に向かった私。
(指定場所と逆方向に行っていたため、心身的にかなり辛かったです。
リリィにも励まされました)
R「あれ、いない……いない……(キョロキョロ)」
※大衆は同じ姿に見えるためよくわからない女王様
(そこへひとりの男性がこちらを向く)
R「ん……?もしかして……!(全てを想起)」
Υ「……ちっちゃ」
※ウプシロンです(ギリシャ文字/Υ,υ)。置き換えさせてもらいます。
R「チビっていうなぁーー!!」
そんなこんなで再会。
Υ「俺はなんでもいいし早く店決めよう」
塩対応で焦らされ、心の中でリリィに助けを呼ぶも
L「自分で決めるの」
と返されました……トホホ……
そんなこんなで天王寺MIOのとあるお店へ。
※撮った写真はこれ1枚のみです。おしゃかな美味しかったです。
お互いの近況や多重人格・やみと入れ替わっていたことやIFのことなど色々と話しました。
彼は予備知識があったためか、思ったよりも理解してくれました。
しろくんの写真を見た時は、「こんな知り合いいるわw」と言っていましたね。
私本来の姿やロリィタに関しても案外嫌ではないという感じでした。
「やっぱり私の事、友達としても嫌かな」とストレートにも聞いてみました。
「普通」と答えが返ってきて、少し安心した……
更に昔からみゃぐの事は変な子と思っていたらしく、変わらないそうです。
ので、思い切って。
R「これからも……友達でいてくれる?」
Υ「お断りします!!」
(だからウプシロン……ってふぎゃあおっ!?)
なんだかんだ言ってお会計。
結構高かったですね……
※ケチャップリンとの昼食代も結構したことがあり、この日は食事だけで相当いきましたw(震え)
そして来たる、別れの時──each way──
駅のホーム。
少し近づこうともしてみたが、ウナギのごとくにゅるりと避けられた。
電車が着いていたが、運悪く大阪駅まではたどり着かない電車だった。
彼の家の最寄りには行くらしく、彼は
Υ「バイバイ」
あっさりと言って乗り込んだ。それが最期の言葉となった。
私は、車窓から見える彼に手を振る。
彼はスマホに夢中だったが、一瞬だけこちらを振り返った。
以降彼が振り向くことはないまま、彼を乗せた電車は去っていった。
その後、大阪駅に向かう電車がホームに来た。
私は乗り込み、なんとも言えぬ気持ちに浸っていた。
素っ気ない態度の割にはなぜ私に会ってくれたのか、なぜ私が用を足しに行くタイミングとかに消えたりしなかったのか。
本当は嫌で仕方がなかったのか、性格なのか、あるいは……謎は少しあるものの今となってはもう、過ぎたことであった。
それどころか、伝えたいことを伝えられたためか、心が軽くなっていたのだ。
天王寺から私の拠点の最寄り駅まででは、幾多の電車を乗り継がないとならない。
その間、私は泣きそうになっていた。
しかし、もう思い悩む必要もなかったようだ。
S「泣くなよ」
Epilogue──Dear you──
──私には、今、新しい『彼』がいます。
それはどこか貴方に似ていて、懐かしい感じがする。けれども実際は結構違ったりするのです。
今は彼と過ごす日々がとても楽しくて、かけがえのないものです。
口では適当な事を言っていても、会った時の貴方は元気そうで良かった。だから、これからもどうかお元気で。
Dear you...私なりに、ずっと好きでした。
※これは、一部編集はしておりますがノンフィクションです。
ありのまま書かせていただきました。
※同志は無理して真似しないでください。最悪ストーカー扱いされ、警察のお世話になります(